閉鎖病棟(映画)ネタバレやあらすじ!キャストやロケ地の病院ってどこなの?

今回紹介するのは2019年11月に全国で公開予定の映画『閉鎖病棟』です。

本作は、第8回山本周五郎賞を受賞した現役の精神科医でもある帚木蓬生さんによる書き下ろし小説『閉鎖病棟 Closed Ward』を原作とした映画で、1999年にも映画製作が行われています。

また、笑福亭鶴瓶さんは映画『ディア・ドクター』以来の単独主演ということで、注目が集まっています。

今回はそんな注目の映画『閉鎖病棟』について、あらすじ・ネタバレ、キャスト、ロケ地などの観点において紹介していきたいと思います。

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『閉鎖病棟』あらすじは?ネタバレも

長野県小諸のとある精神科病院。

母親や嫁を殺し死刑宣告を受けたにも関わらず、死刑執行が失敗に生きてしまった男・梶木秀丸(笑福亭鶴瓶)、普通のサラリーマンをしていたがある日突然幻聴が聞こえ始め、妹夫婦からも疎んじられているチュウさん(綾野剛)、不登校により悩んでいる女子高生由紀(小松菜奈)。

様々な事情や過去を抱えながらも明るく一生懸命に生きていこうとする患者が集まるこの病院で殺人事件が発生します。

加害者は梶木秀丸、彼の犯行動機とは…?

というのがあらすじです。

ここからがネタバレですが、小説版のネタバレとなっています。

まず、梶木秀丸が殺したのは重宗という男でした。

実は由紀は義父からの性的暴力により不登校になり、精神病院へと通っていました。

立ち直りかけていた最近になって、通院しにきた由紀を襲ったのが重宗でした。

たまたまその様子を目撃していたのが同じ病院の患者さんで、それを秀丸に喋ったことがきっかけだったようです。

秀丸は由紀から不登校の理由も打ち明けられていたこともあり、「重宗を殺すしか道はない」と確信し、殺人に及んだようです。

ちなみに、チュウさんも由紀が強姦されたのを聞き、自分が殺して救ってあげなければと思っていた矢先に秀丸が殺したようです。

秀丸は由紀とチュウさん、二人の人間を救いました。

二人は秀丸が捕まってから、今度は自分たちが秀丸を救う番だと秀丸をサポートして生きていくことになります。

というのがオチです。

他にも様々な伏線、登場人物が出てきます。

映画ではどのようなストーリーになっているのでしょうかね。

見た方による詳しいあらすじやネタバレ部分

さまざまな事情で閉鎖病棟に入院している患者達が登場します。

まず、島崎由紀という中学2年生。

彼女は入院ではなく通院している患者ですが、不登校になって精神病院に通うようになります。

彼女が不登校になった理由の1つは、妊娠中絶をおこなったこと。

まだ成長しきっていない体も心も傷ついてしまい、通院をくり返していたのです。

他にも登場する患者はたくさんいますが、それぞれの背景が綿密に練られています。

どのキャラクターにも、つい感情移入をしてしまうでしょう。

じっくりと読んで、それぞれの心の内に考えを巡らせられます。

精神を病んでしまうこと、不登校になってしまうことには相応の理由があり、その結果問題行動に表れるのだと分かる内容です。

そういった精神病患者の実体について腹落ちして分かるのも、本作ならでは見所です。

また、それぞれのキャラクターにスポットが当てられる群像劇のスタイルをとっていますが、だからといって話が独立しているわけではありません。

それぞれのキャラクターが互いに影響し合っています。

精神病院の閉鎖病棟と聞くと、どこか冷たく、殺伐とした雰囲気をイメージする方も多いかもしれません。

しかし、本作で描かれる閉鎖病棟は、患者同士が交流しながら、助け合って生きている様子が見られます。

病院は、医師と患者が一対一で関わるわけではありません。

患者同士の関わりも多くあります。

彼らは、同じように過酷な運命を背負った者同士だからこそ、優しくなれるのです。

人の本当の優しさについて考えさせられるのも、本作の魅力の1つです。

助け合い、過酷な運命のなかでも前向きに生きていこうする患者達。

そんな彼らそれぞれの様子を描かれます。

しかし、そんな時に殺人事件が発生。

緊迫する展開ですが、それは患者同士の深い絆が生んだ犯行でした。

その犯人の想いは、ここまで読み続けてきた読者の胸を打つものでしょう。

義父から性的虐待を受けた由紀は、秀丸やチュウ達に助けられたり助けたりするなかで中学を卒業し、看護学校へ進学。

いずれは自分の通っていた精神病院で働きたいと語るところは、彼女の辛い過去を知っている読者にとって、感動できるエピソードの1つです。

見た方の感想

長野県を舞台に、それぞれ事情があり辛い過去を抱えた精神病患者が精神病院で過ごす姿は、普段見ることができない患者のリアルな姿でした。家族や世間から疎まれて、切り捨てられた孤独な患者の現実が、この映画を通してリアルに見ることができました。もし家族が精神病だったら、同じ様に煙たがり精神病院に押し込むかも知れません。精神病院で次第に心を開き、交流を深めながら前向きに生きようとする患者たちの人間ドキュメントを見ると、そんな考え方が少しずつ変わるかも知れません。もっと患者に寄り添えそうな気がするのです。そんな患者の一人、梶木が精神病院内で殺人事件を起こしてしまいます。梶木は過去に母親と妻を殺し、死刑にも失敗しています。そんな梶木がなぜまた殺人事件を起こしてしまったのでしょうか?見どころのひとつだと思います。
親からのDVや会社でのストレスは現代の問題であり、他人事ではありません。心が壊れてしまうことも身近なことと受け入れて見て欲しい映画です。

笑福亭鶴瓶さんが、大幅に減量して渾身の演技が素晴らしかったと思いました。まさに熱演でした。小松菜奈さんの演技力がすごくて、引き込まれてしまいました。木野花さんの独特の演技力も良くて、とても存在感があったと思いました。綾野剛さんは、ほんとに役になりきっていて、いつも役柄によって全く違う顔を見せてくれるすごい俳優さんだと思いました。精神科というものに対する、いまだにある世間一般の間違ったイメージというものが、よく描かれていると感じました。普段垣間見ることがほとんどない、精神病院という世界の中で、そこにいる人々はごく普通の感情を持って生活していることや、基本的には健常者と変わらないのだということが、よく描かれていると思いました。厳しい環境の中で、一人一人それぞれが、懸命に生きて行こうとする姿には、感動しました。人間はみんなさまざまな事情を抱えながら生きていることを改めて考えさせられました。涙が溢れてくる映画でした。

あらすじ読んで重そうだなと思って観ました。精神的にかなりズシンときて、終わったあとでも余韻が残りました。人間の嫌なところ、目の当たりにしたくない現実が描かれているので、胸を抉られるように苦しく悲しい気持ちになります。でもそれを知ってしまったからこそ、小さな優しさや思いやりがあたたかく、それに幸せを見いだせるのですよね。精神病院に関する知識は全くなかったけれど、逆に知らないからこそまっ皿な気持ちで観れて良かったのかもと思います。見所は俳優さん方のすばらしい演技でしょう。ちょっと展開の読みやすいシーンはあるものの、白けるようなところは1つもないです。鶴瓶さんは本当に作品に溶け込むのがお上手ですし、小松菜奈ちゃんは複雑な役柄をよく演じきったなと感心しました。彼女がいたからこそ泣けたって感じです。重くても良いから心に残る映画を観たいなら、おすすめです。ただこの作品のあとは、凄く軽い作品が見たくなることも間違いないでしょう。

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『閉鎖病棟』キャストは?

笑福亭鶴瓶さん/梶木秀丸役

主人公である死刑囚の梶木秀丸を演じるのは笑福亭鶴瓶さんです。

高校時代に落語研究会をつくるほど落語が好きで、大学時代には落語同好会に入っていました。

大学時代に寄席で6代目笑福亭松鶴を見て惹かれたことをきっかけとし、1972年に11番弟子として入門する。

初のレギュラー番組は『丸物ワイワイカーニバル』でそれ以降、近畿・中京地区のテレビ・ラジオを中心に活動し始めます。

1978年から『ぬかるみの世界』での出演から人気が上昇します。

その後、1986年に東京進出を図りましたが『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』『オレたちひょうきん族』の裏枠MCとして起用され、番組が短期で打ち切られたため、東京進出失敗と言われました。

ですが、1987年から『笑っていいとも!』のレギュラーに抜擢され、全国ネットで広く受け入れられるようになります。

現在では『ザ!世界仰天ニュース』、『鶴瓶の家族に乾杯』、『A-Studio』など様々な番組でレギュラーを持つなど、お茶の間には欠かせない存在です。

俳優としては、1977年にドラマ『水戸黄門第8部』第3話にてドラマ初出演、1976年に映画『狂った野獣』にて映画初出演を果たしています。

2009年に公開の映画『ディア・ドクター』にて、映画初主演を果たします。

映画『ディア・ドクター』での好演によりキネマ旬報賞やブルーリボン賞、日刊スポーツ映画大賞などの様々な賞で主演男優賞を獲得しました。

また、その後も2015年の映画『ふしぎな岬の物語』にて、日本アカデミー賞助演男優賞を獲得しています。

今作が10年ぶりの主演作品ということで、どのような演技を見せているのか楽しみですね。

綾野剛さん/チュウさん役

精神疾患の元サラリーマンであるチュウさんを演じるのは綾野剛さんです。

高校卒業と同時に上京し、モデル・バンド活動を経て2003年に『仮面ライダー555』にて俳優デビューを果たします。

2004年にはドイツの長編作品『Valley Of Flowers』に出演し、2005年にはバンドで作詞・作曲を手掛け、イベントでは音楽と演出、モデルを担当するなど、音楽やモデル活動を中心に活動しました。

2008年にバンドの解散が発表されて以降、役者としての活動に専念することになります。

2006年、ドラマ『イヌゴエ』にてテレビドラマ初主演を果たします。

2007年、映画『Life』にて主演を務めるとともに音楽監督を兼任しました。

2013年、ドラマ『空飛ぶ広報室』『最高の離婚』『八重の桜』で第22回橋田新人賞を受賞します。

同年、映画『横道世之介』、『夏の終り』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞します。

それ以降も2014年には映画『そこのみにて光輝く』にてキネマ旬報ベスト・テン、ヨコハマ映画祭など様々な場で主演男優賞を受賞し、2016年には『リップヴァンウィンクルの花嫁』、『64-ロクヨン-』、『怒り』で報知映画賞助演男優賞、『日本で一番悪い奴ら』でアジア映画祭ライジングスター賞、日本アカデミー賞優秀主演男優賞など様々な賞を獲得しています。

日本を代表する素晴らしい俳優さんですね。

小松菜奈さん/由紀役

心に闇を抱え不登校で悩む女子高生の由紀を演じるのは小松菜奈さんです。

2008年に雑誌『ニコ☆プチ』でデビューし、その後はモデルとして雑誌で活躍します。

2010年に映画『シャボン玉』にて映画初出演を果たします。

2014年に映画『渇き。』のオーディションで主人公の娘・藤島加奈子役を勝ち取り鮮烈な本格的女優デビューを飾ります。

映画『渇き。』では報知映画賞、日本アカデミー賞、毎日映画コンクールなど様々な賞で新人賞を獲得しています。

その後、映画『近キョリ恋愛』、『バクマン。』、『黒崎くんの言いなりになんてならない』などでヒロインを務めるなど、引っ張りだこの女優に成長します。

2016年に映画『溺れるナイフ』で映画初主演を飾り、同年映画『沈黙-サイレンス-』にてハリウッドデビューを果たしました。

同じく2016年の映画『ディストラクション・ベイビーズ』などの作品でヨコハマ映画祭、キネマ旬報ベスト・テン、TAMA映画賞などで新人賞を獲得しました。

その後も、映画『坂道のアポロン』、『恋は雨上がりのように』、『来る』などでメインキャストを演じきり、存在感を残しました。

2019年には2月22日に映画『サムライマラソン』や、初夏に『さよならくちびる』などへの出演が決定しています。

今見逃せない最も勢いのある女優さんですね。

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『閉鎖病棟』ロケ地の病棟とはどこなの?

映画『閉鎖病棟』にて使われているロケ地の病棟とはどこなのでしょうか。

映画『閉鎖病棟』は、長野県松本市で撮影が始まり、他にも上田市、小諸市を中心に撮影が行われていたようです。

病棟として使われている場所は、同じく長野県の小諸高原病院だったようです。

ちなみに小諸高原病院は実際に精神科の専門医療施設で、精神科の病棟で映画の撮影が行われるのは初めてのことで異例中の異例となりました。

このような声も寄せられており、地元への宣伝効果や評判も高いようですね。

また、ロケと同じ時期にそれらしきエキストラの募集がされていたということから、これは映画『閉鎖病棟』のエキストラだったのではないかと思われます。

実際の精神科の病棟を使ったということでどのような映像になっているのか、楽しみですね。

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まとめ

ここまで映画『閉鎖病棟』について、あらすじ・ネタバレ、キャスト、ロケ地の病棟という観点で紹介してきました。

実力派豪華俳優たちがキャストということでどんな映画になっているのか、より一層楽しみですね。

映画『閉鎖病棟』は、2019年11月に公開予定となっています。

公開が待ち遠しいですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。



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