チョピロ(Netflix)ネタバレやあらすじ感想!悪徳警官になってしまった理由は?

皆さんは『チョ・ピロ 怒りの逆襲』という映画をご存知ですか?

この映画は、現在Netflixで配信されているオリジナル映画です。

本作で注目しておきたいのが、実際に起きた「セウォル号沈没事故」をもとにしているということ。

セウォル号沈没事故は、多数の高校生を含む300名以上の犠牲者を出した悲劇的な事故です。

このような悲惨な事故をもとにした本作『チョ・ピロ 怒りの逆襲』。

一体どのような作品となっているのでしょうか?

今回は、Netflixオリジナル映画『チョ・ピロ 怒りの逆襲』をご紹介します。

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Netflixオリジナル映画『チョ・ピロ 怒りの逆襲』

今回ご紹介する映画『チョ・ピロ 怒りの逆襲』。

韓国製の映画で、監督を務めたのは『アジョシ』(2011年)などで知られるイ・ジョンボムです。

英題は『Bad Police』となっており、名前の通り、悪徳警官を主人公に描いた映画となっています。

日本では、2019年5月3日よりNetflixで配信が開始されました。

あらすじ

さっそく、簡単なあらすじをご紹介します。

主人公の名前はチョ・ピロ

刑事でありながら、犯罪も犯し、汚職にも手を染める悪人。

チョ・ピロが悪徳な刑事であることは、周囲も知っているようで、当然ながら監察からも睨まれている。

そんなチョ・ピロは、とあることから大きな陰謀へと巻き込まれ、崖っぷちへと立たされてしまう。

事件の鍵を握るのは、不良の女子高校生。

少女の反抗的な態度に手を焼くチョ・ピロだったが、やがて彼の心には正義への思いが宿るのだった。

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登場人物

あらすじに続いて、登場人物をご紹介します。

チョ・ピロ(イ・ソンギュン)

主人公の刑事チョ・ピロ

刑事でありながら、犯罪や汚職に手を染める悪徳刑事。

とあることから、大きな陰謀に巻き込まれてしまいます。

そして、事件の鍵を握る不良少女と過ごすうちに、チョ・ピロの心も変化していきます。

チョ・ピロを演じるのは、ドラマ『コーヒープリンス1号店』などに出演している俳優イ・ソンギュンです。

チャン・ミナ(チョン・ソニ)

チョ・ピロの手下であるギチョルの彼女チャン・ミナ

不良の女子高校生。

チョ・ピロ同様に、大きな陰謀に巻き込まれてしまいます。

そして、事件の鍵を握る人物でもあります。

ミナを演じたのは、28歳の女優チョン・ソニです。

クォン(パク・ヘジュン)

大手企業テソンの室長クォン

邪魔者は誰彼構わず消していくという悪人。

演じるのは、パク・ヘジュンです

ナム・ソンシク検事(パク・ビョンウン)

検事のナム・ソンシク

チョ・ピロの数々の犯罪の罪を問わない代わりに、事件解決に協力するよう促します。

演じるのは、パク・ビョンウォンです

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『チョ・ピロ 怒りの逆襲』の感想(ネタバレあり)

ここからは『チョ・ピロ 怒りの逆襲』の感想をご紹介します。

※ネタバレが含まれますので注意してください。

主人公は悪徳刑事

まず、主人公のチョ・ピロは悪徳刑事です。

お金のために強盗を働いたり、裏ではヤクザとつながっていたりと、どうしようもない人間です。

当然ながら、監察にも目をつけられていたりします。

しかし、チョ本人はそんなことも気にしていない様子。

しまいには、マークされている中で、警察の倉庫から押収品を奪う計画を立ててしまいます。

チョ・ピロが巻き込まれる陰謀

警察の押収品を奪う計画を立てたチョ・ピロは、手下のギチョルを倉庫に侵入させます。

しかし、ミスがあり、チョ・ピロは計画の中止を伝えに倉庫へと向かいます。

倉庫の入り口に立つチョ・ピロ。

すると突然、倉庫が爆発するのでした。

チョ・ピロは、爆発で意識を失ってしまいました。

目覚めると、そこは病院でした。

チョ・ピロは、そこでギチョルが亡くなったことを知らされます。

「たまたま通りかかって爆発に巻き込まれた」となんとかしてはぐらかしたチョ・ピロ。

その後の調べで、ギチョルは爆発の前に、何者かに殴られて死んでしまったことが判明しました。

こうして、チョ・ピロは何らかの陰謀に巻き込まれていくのです。

陰謀に巻き込まれる少女

不良少女チャン・ミナも、この陰謀に巻き込まれます。

チャン・ミナはギチョルの彼女でした。

ギチョルは、倉庫が爆発する前に、携帯で撮影した映像をチャン・ミナに送信していました。

その映像には、倉庫を爆発した真犯人が写っていました。

そうしたことから、チャン・ミナも巨悪な陰謀に巻き込まれてしまうのです。

セウォル号沈没事故をもとに作られた映画

本作『チョ・ピロ 怒りの逆襲』は、実際にあった「セウォル号沈没事故」をもとに作られたと言われています。

「セウォル号沈没事故」は、2014年に起きました。

この事故では、修学旅行で船に乗り合わせていた高校生や教員を含む、300名近くもの犠牲者が出てしまいました。

また、捜索作業員も犠牲になるなど、とても悲惨な事故となりました。

事故が起きた原因としては、「船体検査制度の不備」や「不適切な船体改造」、「運行会社の問題」、「船体自体の故障」、「船長や船員の逃避」など、多くの問題点が挙げられます。

他にも、当時の韓国の政治的な側面韓国社会の体質なども、問題点として指摘されています。

つまり、韓国の政治を行なっている大人や、韓国社会の見本であるはずの大人のせいで、こうした悲惨な事故が起きたのだと考えられているのです。

映画の本編中にも、セウォル号沈没事故が登場します。

不良少女のチャン・ミナは、この事故の生還者です。

しかし、親友を事故で失ってしまい、一人罪悪感を抱いています。

そうしたことから、素行不良となり、自傷行為も繰り返すようになってしまいました。

そして、陰謀に巻き込まれたチャン・ミナは、悪い大人への怒りや無力さを抱きながら、自ら命を絶ってしまいます。

セウォル号沈没事故では、無責任な大人のせいで多くの高校生が犠牲となりました。

本作は、そうした無責任な大人へのアンチテーゼでもあるのです。

立ち上がるチョ・ピロ

チャン・ミナが自ら命を絶ったところを目にしたチョ・ピロ。

共に行動するようになっていたため、チョ・ピロには少しではありますがチャン・ミナを思いやる心が芽生えていました。

そこで、チョ・ピロはチャン・ミナの仇を討とうと立ち上がっていくのです。

悪徳刑事であったはずのチョ・ピロ。

その人物が、少女のために正義に向かって立ち上がる。

チョ・ピロという人物は、セウォル号沈没事故が起きた当時の韓国社会の大人を代表する人物なのでしょう。

セウォル号沈没事故が起きたのが2014年。

そしてこの映画の舞台となっているのが2015年です。

チョ・ピロがどのようにして悪徳刑事になったのかは、本編では描かれていませんでした。

これは、それまでの韓国社会の大人の有様を描いているのではないでしょうか。

まかり通っていた政治の不備や社会の問題、そして無責任な大人の行動。

チョ・ピロという役柄には、そのような韓国社会の問題が重ねられているのです。

そんな人物が、一人の少女の嘆き、そして少女の死を見て、正義の道を歩もうとする。

本作『チョ・ピロ 怒りの逆襲』は、セウォル号沈没事故で犠牲となった人々への鎮魂のための作品とも思えました。

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まとめ

セウォル号沈没事故をもとに作られたとされる本作『チョ・ピロ 怒りの逆襲』。

事故が起きた背景には、韓国社会の抱える問題や政治的な問題など、複雑な要素があったと言われています。

そうしたこともあるので、本作『チョ・ピロ 怒りの逆襲』は、なかなか考えさせられるようでもありました。

主人公のチョ・ピロは、間違いなく悪い大人でした。

しかし、最後には少女のために復習をします。

悲しくもあり、どこか希望が感じられる本作『チョ・ピロ 怒りの逆襲』。

興味のある方はぜひチェックしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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