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『止められるか、俺たちを』(映画)ネタバレやあらすじは?キャストやタイトルの意味は?

2012年10月17日に逝去した若松孝二監督。

それから6年の月日を経て、若松プロダクションの映画製作が再始動しました。

その第1作目は、若かりし頃の若松孝二監督を描いた『止められるか、俺たちを』。

監督に若松プロダクション出身の白石和彌。

キャストには実力派女優の門脇麦、若松組常連の井浦新などが集結しています。

1960年代後半という時代に青春を映画に捧げた彼らの一瞬を描きます。

今回は、この『止められるか、俺たちを』について紹介していきたいと思います。

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『止められるか、俺たちを』ってどんな映画?

『止められるか、俺たちを』は、若松孝二監督率いる若松プロダクションを舞台とした映画。

そこでまずは若松孝二監督という人物について紹介していこうと思います。

若松孝二監督とは

宮城県遠田郡桶谷町出身。

農業高校を二年生の時に中退し、家出の末に上京。

新聞配達や悪い集団の下働きなどをしていましたが、1957年にチンピラ同士のいざこざから逮捕され、半年間の勾禁と執行猶予付きの判決を受けます。

その後、職を転々としテレビ映画の助監督になりますが、シナリオの改変に腹を立ててプロデューサーを殴り即刻クビになります。

しかし、ピンク映画の企画が巡ってきたことが転機となり、1963年にピンク映画『甘い罠』で映画監督デビュー。

逮捕された経験から”警官を殺すために映画監督になった”と豪語する通り警官殺しを題材とした『甘い罠』はピンク映画として異例の集客力を見せました。

若松孝二は「ピンク映画界の黒澤明」と形容され数々のヒット作を世に出しました。

デビュー作の『甘い罠』から若松孝二監督の映画作りは怒りを根底にしています。

そんな若松映画は反体制の気運の高まった当時の若者たちの圧倒的支持を得ました。

1965年には『壁の中の秘事』がベルリン国際映画祭正式上映作品となり、評論家による国辱発言もありセンセーショナル騒動となり、若松孝二の名前は一般にも広く知れ渡りました。

1982年の『水のないプール』から一般商業映画に活動の場を移し、国内外の数々の賞を獲得した『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』や主演の寺島しのぶがベルリン国際映画祭主演女優賞を獲得した『キャタピラー』など。

数々の意欲作、話題作を制作していきました。

そして、2012年10月12日に横断歩道のない都道を横断中、タクシーにはねられ入院中の病院で死去。

なんとも激動の人生ですよね。

魅力的というか、本人を題材にして映画にするのも納得です。

あらすじとネタバレ

1969年、原宿セントラルアパート(当時)の一角にあった“若松プロダクション”。本作は、「何者かになること」を夢見て若松プロの扉を叩いた1人の女性・吉積めぐみの眼差しを通して、「ここではないどこか」を探し続けた映画人たちの怒涛の生き様を描く。青春を映画に捧げた、若者たちのむき出しの生のグラフィティである。

若松孝二監督を主人公とするのではなく、門脇麦演じる吉積めぐみという女性を主人公としているみたいですね。

激動の時代、それに歯向かうように向かっていった若松孝二という人物を第三者の目から描いているわけです。

タイトルの意味もそのままですよね。

常に映画の中に”怒り”を持ち突っ走る若松孝二とその仲間たち。

この衝動を持った俺たちを止められるのか。

そういった素晴らしく格好の良いタイトルだと思います。

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キャストの紹介

門脇麦

1992年8月10日生まれ (25歳)

幼い頃からクラシックバレエに打ち込み、真剣にバレリーナを目指していたそうです。

しかし、中学2年生の時に限界を感じて断念。

バレエに代わるものを模索中に、宮崎あおいや蒼井優などが出演する映画に感化されて役者を目指します。

高校を卒業後、芸能事務所に所属し2011年のテレビドラマ『美咲ナンバーワン‼』でデビューします。

2014年に公開されたR18+指定映画『愛の渦』での体を張ったヒロインの演技が話題となり、名前が世に知れ渡りましたね。

この『愛の渦』や『闇金ウシジマくん Part2』、『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』でキネマ旬報ベスト・テン新人女優賞などの数々の新人賞を受賞。

その後もNHK連続テレビ小説『まれ』に出演したり、『二重生活』で映画単独初主演を果たしたりなどの活躍を見せています。

『止められるか、俺たちを』への門脇麦さんのコメント

私は若松監督にも、もちろん当時の若松組の皆さんともお会いしたことがありません。そんな中、白石監督を初め、若松組をよく知る皆さんの下、当時の皆さんの背中をひたすら必死に追い求めながら挑んだ作品です。スクリーンの中の彼らは青春を生きる若者の姿そのもので、とにかく輝いていて、胸があつくなりました。私はこの先何度も彼らに会いたくなって、この映画を観るんだろうなと思います。この出会いは私の一生の財産です。

井浦新


1974年9月15日生まれ (43歳)

昔は、ARATAという芸名で活動されていました。

そちらのほうが馴染み深いという方も多いのではないでしょうか。

東京経済大学在学中にスカウトされ芸能界デビュー。

ファッションモデルとして数々の雑誌の表紙を飾り、90年代後半にはトップモデルとしてパリコレや東京コレクションなどに出演しました。

俳優としては1999年の是枝裕和監督の『ワンダフルライフ』で映画初主演。

2002年には映画『ピンポン』に出演し、注目を集めました。

この『ピンポン』でのスマイル役での印象もあってか、2005年には書籍「メガネ男子」で好きなメガネ男子第1位に選ばれています。

数々の若松映画に出演したこともあり、2012年に行われた若松孝二監督の告別式では弔辞を読みました。

『止められるか、俺たちを』への井浦新さんのコメント

若松プロに集結した親しい顔ぶれ、真新しい風を吹かせた若者たちと、むちゃくちゃで幸せな夢をみた。ただただ感謝しかありません。

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まとめ

若松孝二監督に育てられた人達が集結して作られる『止められるか、俺たちを』。

『凶悪』や『日本で一番悪い奴ら』、『孤狼の血』などのシリアスな犯罪ドラマ系を数々撮っている白石和彌監督が、青春映画をどのような作品にするのかも楽しみです。

『止められるか、俺たちを』の公開は2018年秋に公開予定。

それまで若松孝二監督の映画を鑑賞して、この映画を待つのも楽しいかもしれないですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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